震度6の大阪地震から考えたことと非常用リュック改良案!最低限必要なものやあるといいものなど

こんにちは、もう1週間以上経ちますが震度6の地震があった大阪府の枚方に住む竹光です。

実は震度6は初めての経験でした、阪神淡路大震災の時は幼くて記憶がないので;

(因みに日本では震度は0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の

 10段階でどれだけ大きくても7以上の数字では言われません。)

 

ニュースでは被害の大きさや避難した人達が取り上げられていましたが

自分の周辺は大した被害はありませんでした。

でも大阪では珍しく大きな揺れで、余震が続いたりもして、結構普段は意識してこなかった怖さありました。

今日はその中で考えたあれこれを書いていきます。



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 後半はほぼ自分の非常用リュックの話です、持ち出し品云々についてというか;

まず先週の6月18日の朝の地震で我が家が受けた被害といえば

 

・食器棚の中でカップが落ち、扉を開けたら床に落下するギリギリの状態になる

・リビングの写真立てが全部倒れる

・自分の机の引きだしが全部開く

・家族が飾っていたぬいぐるみや人形が倒れる

・予約していた映画館のタイムスケジュールが真っ黒になっていたので地震の後にもかかわらず払い戻しに向かう母

・出勤の為駅に向かうが動かないし人が集中すると危険なのですぐ帰ってきた姉

 

…このくらいですね;

(因みに母は映画館の駐車場が封鎖されていたのですぐ戻ってきました; そしてカップは割らずに無事取れました。)

……ただ、こんなに軽く住んだのは運がよかったとしか言えません。

 

自分はというと身支度してていきなり揺れてとっさに頭に布団を被ったのですが未経験の強い揺れに

(これ、布団じゃ無理!)

と思い、リビングのテーブルに移動しました。

揺れが長く感じ、

(もしかして家が倒壊する…?あ、2階の非常用リュック持たないと…

でも揺れてる時動き回ったら…いや、でも避難…最悪これ死ぬ…!)

なんてことを凄いスピードで考えてました。

危機に陥ると周りはスローモーションに見えて脳はフル回転するてどっかで聞きましたけど

あれ、本当なんですね…

 

幸い火は使ってないし特に重いものが倒れたりもしなかったので収まった時は何事もなく安心しましたが

テレビで被害の大きさを知って怖くなりました。

地割れとか倒壊とか自分の身の回りにも起きていたことかもしれませんしね。

被害が少なかったこちらにも余震はたびたび起きて、揺れる前のゴゴゴゴゴ…となる低い地鳴りのような

音にとても怖い思いをしました。

 

そして何度か、揺れていないのに地震が来て揺れているかのような変な感覚になり

こんなに簡単に影響が出るのかとちょっと驚いて、怖くなりましたね;

因みにこの揺れているような感覚になること、専門用語で「後揺れ症候群」って呼ばれているそうです。

(「地震酔い」という言い方もあるみたいです)

乗り物酔いと原理は同じなのですが(三半規管への影響)大きいのは「また地震が来たら…」という

精神的な不安があることで症状が強くなることです。

 

Twitterで北に済むフォロワーの方から聞きましたが東日本大震災の時、しばらくその感覚が抜けなかった、

何もしてなくても気分が悪くなった、3年間ほどその感覚に慣れなかった とのことでしたので

あの地震がどれほど凄まじかったかを今回自分が大きな地震を経験して、

初めて身をもって分かった気がしました。

この「後揺れ症候群」、改善するには

 

・好きな音楽を聴く

・温かいものを食べたり飲んだりする

・じっとしていると揺れを感じやすいので可能なら柔軟や足踏みなどストレッチをする

 

…などなど、身体を動かしてその後リラックスすると良いみたいですね。

しかし自分はそこまで不安を感じているほうではなかったと思っていたのですが

それでもなってしまうのが驚きました(無意識に考えないようにしていたかも…?

 

大きな揺れ(震度6)が来たのは月曜(18日)の朝でしたがその後本震が来るかもということが

言われ始め(熊本の地震がそうでしたね)、状況的に第2の揺れが来てもおかしくなかったため

そこから1週間2階で寝ることにしました(地震では1階部分がつぶれることが多いため)

 

2階の机から椅子と引き出しをのけて机の下に頭が来るように布団を敷いて、もし

夜中に地震が来ても机の下に潜れるように、もしくは頭だけは守れるようにと考えていました。

また、枕元に靴(高校時代の体育館シューズ、使用回数が少ないのできれい)を置いて

すぐ外に出られるようにしてました。

また非常用リュックもそばに置いて、何かあればすぐに避難できるようにしました。

中身ですが、

 

元々入れてたもの

服(ジャージ/暖かい、ある程度丈夫なので)

マッチ(居酒屋とか喫茶店でもらったやつ、最近は少ないですよね)

雨具

ナイフ(ちなみに十徳ナイフです)

タオル(大小)

・歯ブラシセット

・ウェットティッシュ(節水用)

ビニール袋

筆記具(何かでもらったりついてきたボールペン)

・裁縫セット

カイロ(貼るタイプとそうでないタイプ)

安眠セット(耳栓、アイマスク)

優先度が高いものを一次持ち出し品として赤文字にしています。

 

 

今回の地震で避難用に追加したもの

飲料水(500mlペット2本/一応箱買いしてた水もあるので)

お菓子(チョコレートとかクッキー系)

・下着(Tシャツとかタンクトップとかのインナーも)

現金と通帳(小銭も)

こちらも絶対必要なものを赤文字にしました。

人によってはこれに眼鏡ケースやコンタクトケース、常用している薬など

ないと生活が著しく困難になるものが加わります。

 

こんな感じです。食品は傷みと入れっぱなしにして忘れるのが心配で

入れてなかったのですがやっぱり入れとこうかな……

エネルギー取るために甘いもののがいいって言いますよね、でも今の時期

チョコレート系は溶けるのが心配です; 

チョコは溶けて固まるとそれだけで劣化しちゃうので…

 

そして携帯ラジオとかは姉が今のところ持っているのですが自分も持つ必要があるかもとちょっと思いましたね、

あとモバイルバッテリーとか電池懐中電灯携帯枕なども必要そうですね。

また、机の下に布団を敷いて頭を守ってましたが逃げるとき用にヘルメットとかあるとなおいいですね。

…結構常時入れておいたほうがいいもの、追加したいものが増えてきましたが

入るかな…、リュックも大き目サイズにしてしまうとか?;

 

……そして書いてて思ったのですが非常用道具って軽い、丈夫、かさばらない

生活用品ってことは突き詰めれば登山・キャンプ用品に行きつくのでは?

事実、寝袋やテントは非難した場合活躍しそうですしランタンとかロープ、断熱シートなどがあると

役に立ちそうです。…ヘルメットは登山用にあるのでしょうか?

バイクのフルフェイスのだとさすがに怪しいですよね…でも顔が守れそうだし…

(追記!9/10:フルフェイスヘルメットは視界が悪くなって危険とのことです!すみませんでした!)

まあ災害への備えはだいたいアウトドア用品をそろえるといい…ということですかね

 

これから必要なのは地震で味わった恐怖を忘れず、非常用リュックを見直し、

アウトドア用品を見て使用用途を考え、必要なものを買い足し、日常にも活かしていく

ということだと思います

※あくまでも自分に必要なことです

…正直大阪では大きな地震を経験したことがなかったので改めて自分の準備不足を思い知らされました。

もしあの時、家が何かしらの要因で崩れたり、大きなものが倒れて家の中がめちゃくちゃになってたら

自分は備えも不十分だし、とてもすぐに避難のために行動できなかったと思います。

いつ、地震やその他災害があってもおかしくない という意識は大げさでもなんでもなく

当たり前のことだと今回のことで考えました。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

……実は今でも少し不安に思っていますがあれからちょっとだけリュックの中身も改善したし、

靴は紐じゃなくて簡易スリッパとかのが履きやすいんじゃ…?とか

(※追記9/10:スリッパだと地面とスリッパの間にガラスや瓦礫のかけらが入り込んで危険なので紐靴のが良いとわかりました!すみません!)

まだまだ考えていてシミュレーションもしているのでもし何かあっても18日の朝よりは

冷静に対処できる…はずです!

非常用リュックの持ち出し品や今回の地震のあれこれで参考になった方や同じように

思ったり、備えてくれる方がいれば幸いです。

 

ではでは今日はこの辺で

竹光(タケミツ)

 

 



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